・隠蔽配管と露出配管の違いってなに?
・メリットデメリットが知りたい!
・結局どっちがいいの?
上記の疑問にお答えします!
それでは参りましょう!
エアコン取付-えん-では愛知県、岐阜県を中心にエアコンの取り付けを行っています。
それ以外の県の方でも伺える場合がありますので是非一度ご連絡ください。
出張費用は無料です。
お急ぎの方の対応も承っております。
隠蔽配管と露出配管の意味と違い
隠蔽配管
エアコンは、室内機と室外機がペアとなっておりその間を配管でつないでおります。
その配管を見えないように隠して施工することを隠蔽配管といいます。
ではその配管はどこを通っているかと言いますと、床下、壁内、天井裏です。
露出配管とは
露出配管とは隠蔽配管とは異なり、配管が露出して目に見える状態であることです。
よく家の外壁に、プラスチックのカバーが縦に通っているのを見たことがあると思います。
まさしくあれが露出配管です。
メリットデメリット
隠蔽配管
メリット
- 外観を損ねない
- 設置位置の自由度が高い
隠蔽配管の良いところは、見た目がきれいだということです。
配管が、壁や天井のなかを通りますので室内も室外もすっきりするため意匠性が非常に高いです。
室内にいたっては配管は見えません。
また設置位置の自由度も高くある程度融通が利きますので、「もっとも効率の良い場所に設置したい」「圧迫感があるベッドの真上は避けたい」といった希望も叶います。
ただし建物の構造や、配管の長さによる可否はでてきますので注意しておきましょう。
デメリット
- 不具合が出た場合は大がかりになる可能性がある
- 将来交換の際に、断られるケースがある
隠蔽配管は、建築中に配管を流すためリスクも伴います。
エアコンを使用していて異常がでた際に、その原因が壁の中を通っている配管だった場合、壁を剥がす必要があります。
もちろん、不備はハウスメーカー側にあるので費用の負担はないですが、作業としては大がかりになりますし一度完成したものに対して補修が入るのはいい気分ではないです。
また、将来エアコンを交換する際にも隠蔽配管の場合は断られるケースがあります。
とくに量販店などでは断られるケースが多いですし、出来ても追加で費用が発生するでしょう。
隠蔽配管の場合、交換するのはエアコン本体だけです。配管はそのまま使います。
要は、エアコン取付工事(交換業者)と配管工事(新築時の業者)が別々の業者ということになります。
もし不具合が生じた場合、責任の所在があいまいになるため交換業者としてはやりたくないのです。
露出配管
メリット
- 不具合の際に対応しやすい
- 安価
なにか不具合があった場合、露出配管ですと非常に対応しやすいです。
隠蔽配管の際にも触れましたが、配管に異常があった場合は配管ごと交換が可能です。さらに露出で配管されているため、壁を剥がすなどもありません。
将来交換の際も同様で、露出配管の場合はエアコン本体と配管も交換することができます。
また安価でできることもメリットで、隠蔽配管に比べ職人が現場に行く回数が減ります。単純に人工代が減りますので安価になるケースが多いです。
デメリット
- 外観を損なう
- 設置位置に制限がある
- 敷地にはしごが建てられるスペースが必要
プラスチックのカバーなどはかぶせるのですが、配管は露出されているので外観上はあまり良いとはいえません。
唯一できる方法としては、カバーの色を変えるくらいです。
筆者は気にならないタイプですが、意匠性の高い家を計画される方にはかなりのデメリットになるでしょう。
室内の設置位置も外壁もしくは外壁に面している入角になるため自由度は低いです。
よくあるケースが、「エアコンの風でカーテンが揺れるのが気になる」「ベッドの頭の上にエアコンがあっていやだ」など言われることが多いです。
また、みなさんこれはあまり知らないと思うのですが、露出配管の場合、敷地にはしごが安全に立つスペースが必要です。
これは非常に重要です。
露出配管の場合、屋外での作業が多くあります。
なかでも2階以上に設置してあるエアコンの配管作業のため、はしごをかけます。
その際に、はしごが立てられるスペースがない場合は足場をかけることになります。
足場をかけると高額です・・。エアコン1台のためには馬鹿らしいくらいの金額です。
このはしごスペースに関しては、あまり認識されていないのでぜひ覚えておいてください。
あなたに合った配管方法
隠蔽配管と露出配管の違いもわかったし、メリットデメリットも分かったけど、じゃあ実際どっちがいいの?自分にあっているのはどっち??
・隠蔽配管 意匠優先の方
・露出配管 設備優先の方
ここまでダラダラと紹介してきましたが、極端に言うとこのようなイメージです。
ちなみにわたしは露出配管派です。
新築のご計画中ですと、エアコンを検討される優先度は低いと思います。
サクッと上記の2択で決めるのもいいかもですね。
ほかにも給湯器なども決めないといけませんので、がんばりましょう!