家を購入する際、LDKには必ずエアコンはつけますよね??
しかし現段階で使わないお部屋はどうですか?
上記のように、家を購入した段階ではまだエアコンをつける必要のない部屋があると思います。
今は必要がなくても将来的にエアコンをつける可能性がある場合は、設置できるように準備をしておかなければなりません。
下地、コンセント、配管などなど・・。
本記事では、将来エアコンを設置するための「将来用隠蔽配管」に特化してご紹介してまいります(^-^)
エアコンの配管方法を詳しく知りたい方はこちら
家作りには設備も大事 エアコン隠蔽配管と露出配管の意味とメリットデメリット
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エアコンを将来設置するために隠蔽配管だけ先にやっておくのはあり??
結論から申し上げます。
アリですが、できる限り避けましょう!
さっそくあやふやな結論で申し訳ありませんw きちんと説明しますね(^_^;)
エアコンの配管方法は2つあります。「露出配管」と「隠蔽配管」。
将来設置する際も「露出配管」であれば、まったく問題ありません。なぜなら現段階では配管用の穴(クーラースリーブ)を開けておけばいいだけので!
問題は「隠蔽配管」の場合です。いろいろリスクがありますので順を追って説明してまいります!
付けられない業者がある
将来設置用に隠蔽配管をする場合、もっともトラブルになるのが設置業者です。
そろそろ子どもが大きくなってきたからエアコンをつけようと、エアコンを購入し、いざ取付当日に「隠蔽配管なのでうちでは設置ができません」と言われることが非常に多いです。
もちろん業者の施工レベルにもよるのですが、取付できない理由としてはリスクが高いからです。
万が一ですが、取付後にエアコンが動かなかった場合、エアコンを設置した業者と配管をした業者が違うので責任の所在があいまいになります。
あとからつける業者からすると、リスクしかありません。
最近では、通常よりも高い費用を払えばやってくれる業者も増えましたが、まだ一定数は断る業者はあります。
それで当社に連絡が来たりしますので・・(^_^;)
配管径が違う場合がある
これは大きい容量のエアコンの際に起こるトラブルです。LDKなどですね!
エアコンは容量によって、配管の太さ(径)が変わるのはご存じですか??
畳数で言いますと、18畳以上になると配管が太くなります。
仮にLDKが18畳の場合、細い配管(2分3分)で隠蔽配管していたとします。しかし量販店で「余裕を持たせて20畳用のものにしましょう」と勧められ購入。
その20畳用のエアコンの配管は太い配管(2分4分)です。
異径となってしまうため、エアコンは設置できません。
もちろん隠蔽している配管は変えることができませんので、購入したエアコンを返品するしかありません。
夏の繁忙期ですと、再度設置する日程もすぐには段取りできませんので大変なことになってしまいます・・(^_^;)
しかしこれに関しては、きちんと配管の大きさを把握していれば防げますので購入の際には家の図面などを確認してからにしましょうね!
設置するまでは見た目がきれいではない
将来用の隠蔽配管というのは、あとは機械を設置するだけという状態にしておくことです。
なので、配管は飛び出ています。
さすがに室内に配管を壁から飛びだたせておくわけにはいかないので、プラスチックの化粧カバーをします。
しかし、室外機を付ける屋外の配管は、とぐろをまいた状態で飛び出したままです。
けっして見た目が良いものではないので、外壁や外構にこだわっている方は注意が必要です。
知っておかないと、こんな状態で何年も・・・といったガッカリした気持ちになりますので・・。
まとめ
繰り返しになりますが、大事なことなのでもう一度。
- 付けられない業者がある
- 配管径が違う場合がある
- 設置するまでは見た目がきれいではない
将来用の隠蔽配管を計画されている方は、上記の問題をクリアできる場合のみにしましょう。
個人的には、エアコンの配管は露出が良いと思っているので、室外機の設置スペース確保や外観をあまり気にしない方であれば将来用隠蔽配管ではなく、
穴あけ(スリーブ)にすることをおすすめします。
大手ハウスメーカーでは、将来用配管を禁止しているところもありますので、やはりリスクやトラブルが多いという背景です。
エアコンをつけて、快適な空間を作るためにも事前に自宅の情報を整理してから購入するようにいましょうね!!
最後までお読み頂きましてありがとうございましたヽ(^o^)丿