いま現在、全館空調を検討されていて下記に当てはまる方はいらっしゃいますか??
- どのメーカーの全館空調にすればいいのかわからない
- 契約するハウスメーカーで悩んでいて比較対象が全館空調になっている
- 家の大きさは一緒なのにハウスメーカーごとで提案される馬力が違う
- 家の大きさは一緒なのにハウスメーカーごとで価格が違う
- 全館空調をいれた際に提案される間取りが違う
これらの内容で悩まれているとすれば、本記事を読んで頂ければ大丈夫です!(^^)!
全館空調を扱う業者はたくさんあると思いますが、筆者のように3社のハウスメーカーの全館空調を施工する業者はなかなかないと思います。
もちろん、3社とも異なる全館空調メーカーを扱っていますので、悩まれているあなたのお役に少しはなれると思いますよ(^-^)
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おさえておきたい3つの比較ポイント
まずは大前提として、結論から言っちゃいます。
どこのメーカーの全館空調が1番良いか?
それは全館空調に慣れているハウスメーカーが扱っている全館メーカーが1番良いです!!
なぜなら、どんなに優れた機能を持った機械でも、建物との相性が悪ければ性能を発揮できません。
それは多く施工してきた筆者が経験済みです。
ここで言う相性とは、建物の構造や気密性もありますが意匠性も含めたことを指します。
全館空調に慣れているハウスメーカーは、意匠性も全館空調の性能も損なうことなく採用することができます。これはもう経験値の違いです。
しかしここで注意が・・家を契約する要素として全館空調を過大にみてしまうことは避けましょう。あくまで建物は両方とも気に入っていて、差別化するなら全館空調だな!くらいの感覚が望ましいです。
それでは複数のハウスメーカーで比較した場合に起こる違いを、3つのポイントに分けてもう少し深掘りしていきます!
空調面積の計算方法
複数のハウスメーカーで全館空調の見積りを提示された際に、同じ家の大きさなのに異なる馬力で提示されることがあります。
それはメーカーによって空調面積の計算方法が異なるから。
例えば、天井高が2m40cmのA社と2m60cmのB社では、容積が異なるため空調の負荷自体が異なります。
また平屋、2階建て、3階建てと建物によって熱負荷は異なるため細かく負荷計算を分けているところもあるほどです。
坪数が同じだからといって、どのハウスメーカーでも同じ馬力で提案されるわけではないんです。
また、吹き抜けや勾配天井があったりするとそこも空調面積に含まれますので注意が必要です。
この計算方法を明確に説明できる営業マンがハウスメーカーに少ないというところが、お客さんに不信感を与えてしまったりもするんですよね(^_^;)おっと、失礼・・w
送風量の違い
では、天井高も階数も坪数も全く同じ!その場合はどうでしょう??
・・・それでも異なる馬力・価格で提示される場合があります(◎_◎;)
これは、全館空調から各部屋の送り出される総風量の違いによるものです。
全館空調は、メーカーによってダクトや吹き出しの数に上限が設けられています。その数はその馬力が持っている総風量によって変わります。
例えば、A社であれば吹き出しは12個まで、B社では14個まで。といったイメージです。
それでは吹き出しが足りないA社はどうすれば良いでしょうか??
馬力を上げるしかありません・・。
馬力が上がると総風量ももちろんあがるため、吹き出しの数を増やすことが可能です。
子供部屋が多かったり、洗面脱衣室が小分けになっていたりする場合は、吹き出しの数が足りず馬力を上げなければならないケースがあります。
なので全館空調の場合、少しの間取り変更で馬力・価格が上がってしまうことがありますので注意してくださいね(>_<)
空調プランの設計者
もしかしたらこれが1番多いケースかもしれません・・。
全館空調のプランニングは、ハウスメーカーではほとんど行いません。(もちろん行っているところもありますが少ないです)
メーカーもしくは、筆者の会社のようなメーカーに認可をもらった業者が行いますが・・
実は、全館空調のプランニングって正解がないんです(^_^;)
もちろん、マニュアルに沿って大筋はプランしていくのですが細かいところの配慮はプラン設計者個人によるものです。
仮に、プラン設計者が余裕を持ってやるタイプであれば馬力は大きくなり、他社と差がでたります。
さらに、意匠や間取りにも大きく関わってくるところなので、このプラン設計者はかなり重要なポイントです。
まとめ
重要なところなので、最後にもう一度!
- 空調面積の計算方法
- 総風量の違い
- 空調プランの設計者
上記の項目が、複数のハウスメーカーで全館空調の見積りを取った際に起こる馬力・価格の違いの理由です。
中でも、空調プランの設計者は間取りや天井高などにも大きく影響を与えます。
冒頭で申し上げた通り、一番良いのは全館空調慣れしているハウスメーカーです!
全館空調の機能も大事ですが、優先されるのは意匠・構造との共存です!
いま現在、複数のハウスメーカーでの全館空調比較で悩まれている方は紹介した3つのポイントで比べてみてくださいね!(#^.^#)
最後までお読み頂きましてありがとうございました!